データの落とし穴

最近は色々な競艇データサイトがある。
無料のものでも、「ここまで見れるのか!」と驚く。(筆者は有料の物を見たことがない。)

本場に足を運び予想するのが大好きな筆者だが、大半のレースは「見」するので、手持ちぶたさを人間観察で潰す時間が多くなる。
よく見かけるのがスマホを凝視する人達。オッズか、おそらくデータをみているのだろう。

データ・・・


データは、「今から始まるレース」の結果を保証するものではない。あくまで「過去のレース」の結果の集積なのだ。
ある程度選手の癖や、着順の傾向を見る位ならまだいい。
だが、データのみに頼り、予想を組み立てることはしないようにしている。
過去のデータには、モーター相場というものは反映されていないというのも理由の一つである。
超ワーストモーターを引いて、着を落とし続けた節もあったかもしれない。
水面がババ荒れし波が高く、強風吹き荒れ、安定板も付き、その選手本来の実力が発揮出来なかった節のレースも、データには含まれているかもしれない。
はっきり言って、今から始まろうとしているレースとは「条件」が違うのだ。


イン逃げ成功率にも弱点がある。2コースがドカ凹みした壁無しのレース、極端な話だと外枠が特大フライングをし、レースが壊れてしまったものまで、あなたが見ているデータに含まれているかもしれない。

捲られ率や、差され率にだって弱点はある。

選手のコース別決まり手だってあやしいものである。
あれは、あくまで「1着になった時」
だけのデータであり、2着・3着・着外になった時の選手の攻め方や、1マークの攻防は含まれていない。




ここまでデータに関して否定的なことを書いてきたが、筆者はぶちゃけた話データをよくみる。
ただ、あくまで「ある程度」で流している。
データばかりにとらわれていると、思わぬ高配当を獲りこぼすことになるからだ。
ほとんどの人が「思わぬ」所にこそ高配当が潜んでいる。







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